読んだ本とか:戦争における「人殺し」の心理学

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

戦争状態で人が人を殺す時の心理についての本.
人は,相手の顔が見える状態では容易にその相手を殺せるものではなく(例え銃などを持って,事前に訓練などを積んでいても殆どわざと/無意識に外す),相手を傷つけようとしようとすること,特に相手から悪意を向けられる事が非常に大きなストレスとなる.
現在の軍隊はそれを出来る限り軽減するようにしようとしている(なるべく遠距離から,複数同時に),とかいう話.