買った本:拒否できない日本

拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書)

拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書)

今ごろこの本の存在を知ったので買ってみた。
日本はアメリカからの日本の各種産業への要求(これ[pdf]ね、というか、全部自分達で翻訳して公開してるんだね)を毎年受けいれねばならず、それによって日本の産業のルールをアメリカに有利なように変更され、非常に苦しい状態へ追いやられていることを警告する、という内容。
まだ1/3くらいまでしか読んでないが、アメリカはかなり本気で(10年くらい時間をかけてやってる感じだ)日本産業への嫌がらせ、というか、外圧を加えて来ており、また、日本の立ち位置から言って当分日米の同盟関係が続くだろうから、いくら「内政干渉だ」と、不快感を表明しようがこの状態のまま(政治家や個人が文句を言った所で全体で意思統一をはかれていないし、理論武装も不十分)と予測できるので、将来自分に関わりの深そうなところは精読しておく必要があるな、と感じた。
電気通信, 情報技術(IT), 医療機器・医薬品, 金融サービス, 競争政策, 透明性およびその他の政府慣行, 民営化, 法務制度改革, 商法, 流通の分野について要望を出している。