Second Life

L・レッシグ、3Dバーチャルワールド「Second Life」を訪問
上記の記事の中に次のように書いてあった。

サンフランシスコ発--スタンフォード大学ロースクール教授であり、数々の有名な著書もあるLawrence Lessigは多くの人々を前に話をするのに慣れている。しかし、米国時間18日の夜、Lessigは全く新しいタイプの聴衆を前にしていた。
 Lessigはバーチャルワールドの「Second Life」の中にいたのだ。自著「Free Culture」を宣伝し、政府の著作権の扱い方について彼がおかしいと考えることについて話をするためだ。
 自分そっくりのアバター(実在する人物のネット上の姿)となったLessigは、法律や社会、そして技術に関する複雑な問題を、3Dデジタルの世界で質問を読んだり回答を打ち込んだりすることで話し合った。そこでは、現実の世界では得られないような自由があったとLessigは言う。

えー、何それ。そんな尖ったことやってるのか、と、色々調べたら、なんか、大学の授業などもやってるとか。ほんとか?さらに調べると、現在、単に中に入るだけだと無料。土地買ったり(家とか建てれる)、音楽とか絵をアップロード(ゲームのオブジェクトに貼り付けれる)したり、向こうの通貨を買おうとする時だけお金がいるらしい。
ということで、早速登録。登録には、銀行の口座番号か、携帯アドレスのどちらか(僕は携帯の方でやってみた)必要。
で、ダウンロード―インストールして、男性キャラでログイン。あー、やっぱり3Dだからうちの非力PCにはなかなか荷が重い。けどなんとか落ちずに動きつづけることは出来ているのでリネージュ2よりは軽いかも。木の詳細とか、遠くのオブジェクトとかなるべく見えないようにして描画を軽くできるように設定したら大分ましになった。
で、チュートリアルを進めていくと、色々細かくパラメータをいじってアバター(操作するキャラクター)の容姿をいじれるらしい。背の高さ、太り具合、髪、肌の色などから、頭の長さ、目の大きさ、どれくらい釣り目になってるか、どれくらい寄っているか、唇の太さ、肩幅、etcetcと、さすが洋ゲー。恐ろしく細かいとこまで設定できる。最近のゲームはみんなこんななのか?
で、色々いじっていたが、やはり男性キャラだといじっても楽しくないので女性キャラに変更。その場で即座に性別を変更できるのも良いなあ。
キャラメイク後、初心者ゾーンを抜けて一般ゾーンへ。その後しばらくうろつきまわるが、そのとき思ったことは、まるで夢の世界にいるようだ、ということ。この場合の夢は理想的とか、そんな意味ではなく、夜に見る方の夢。何故かというと、この世界の建造物はほとんどキャラクターによって作られたものらしく、普通の家屋があったかと思うと謎な巨大オブジェクトがあったり、明らかに物理法則無視している空中庭園があったりと何の脈絡もなく現れる。また、この世界ではキャラクターはみんな飛行可能。特に羽があるわけでもなく、普通に手足をぶらーんとさせたままぴゅ―、といろんな建築物の間を飛んで通り抜ける。たまに通り過ぎる人も同じく飛んでる。なんとも奇妙な気分だった。
総じて言うと、なかなか面白い。自分の手持ちの画像データなどをアップロードし、オリジナルのアイテムを作成できたり(衣服のテクスチャを取り込んで、自分デザインの衣服を作成などできるらしい)、動画をスクリーンパネルに表示したりなどが出来、箱庭遊びやごっこ遊びが好きな人、遠くの人とより臨場感をもってコミュニケーションを持ちたい人(現在の電話、IMでは不満を覚えている人)などに受けそうだと思った。
難点としては、All英語。日本人少ないみたい。なんか英語で話し掛けられたけど、よくわからなかったのでそのまま逃げましたorz。

参考:
本家
Second Life Wiki