やはりこの作者はいつも的確にオレのツボをつく!

というわけで、読了ー。

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

フリーランチの時代 (ハヤカワ文庫JA)

いや、タイトル的なことを叫びたかっただけです。小川一水いいよ一水。
今回のはSFマガジンやらに載っていた短編をまとめた短編集。

フリーランチの時代

「受け入れて。無料の昼食は存在するのよ」

表題作。ファーストコンタクト物。果たして僕らの世界にフリーランチな時代は訪れるのか

Live me ME

脳死患者が遠隔操縦で活動する話。

Slowlife in Starship

こちらも同じくフリーランチ。寝て暮らすことができるようになったが、それでも宇宙に引きこもりながら働いている人たち。やっぱり何かせずにはいられないんでしょうかねえ。

千歳の坂も

不老不死、つまり、人が老いる速度を医学による延命医療が追い抜いてしまった社会の話。

アルワラの潮の音

時間遡行戦を扱った「時砂の王」の外伝。