「普通に面白かったら,面白くないんですよ!」

オタクという生き物はあることについて知識を得ると、たわいのない会話でも「マイナーなものを選んでしまう」というスキルを持っている場合が多々あります。んで、当然意味が通じるわけもないので、空気がよどんでしまうマジック。いや、マジックというか必然なんですが。
メジャーなものでもよいのに、マイナーなものを選んでしまうクセ。
格闘ゲームだと人気のないキャラを選んで悦にいる。
好きな作家は?ときかれて誰も知らないマイナー作家しかも短編だけの人とかを挙げる。
メジャーデビューした歌手の話で「でもインディーズの頃の○○がいいんだよな」と言ってしまう。

http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20070212/1171217439

あー,あるある.そして,こういったマイナーなものばかりに親しんでいると,人から急に話を振られた時,とりあえず答えは思いついたものの,どう考えてもその場に受け入れてくれなさそうなのでそれよりも一般的と思える答えを返しても「それはかなりマイナーだねえ」的な反応をされる.少し寂しい.


この話読んで,以前友人らと飲んでいる時に,何故マイナーなものが好きなのかという話になり,上記タイトルのような言葉を吐いたことを思い出した.矛盾している言葉だとは思うが,自分自身の趣味嗜好を非常にうまく表していると思う.